つぶやきさんの食卓

料理と趣味と子育てと

H3ロケット打ち上げ

 普段はあまり宇宙や宇宙開発に興味がないのですが、先日たまたま博物館へ行き、これまたたまたま(噛みそう)小型ロケットの開発のパネルや宇宙での利用が期待される新素材の開発パネルを読んできたところでした。あんまり書くとどこの博物館なのか特定できそうなので書けませんが、血も滲むような努力と苦労がそのパネルの文章と写真、展示物だけで感じ取ることができて帰ってきました。私自身学生時代にまったく別分野でしたが研究というものをちょっぴりかじったことがあり、研究室に籠って朝から翌日明け方まで実験をしていたことや、研究機関へ行って毎日そこの方に指導してもらいながら実験した経験がありました。ちょっぴりかじっただけでも寝不足と人間関係と期限でへとへとになった記憶があるので、なんとなくその時の状況が重なって見えたのでした。そして今回、これまた普段テレビを観ることができないのに子供の病院受診のため待ち時間の暇つぶしに子供とともにテレビを観ていたところ、ちょうどH3ロケット打ち上げカウントダウンの様子が映し出されていました。子供はロケット大好きで、ロケット打ち上げだってさというとテレビにくぎ付けになり、固唾を飲んで見守っていたのですが打ち上がったところで病院から呼ばれ向かったためそのあと失敗だったということは帰宅してから知りました。普段であればそうか、失敗だったんだと思うだけなのですが、今回は上記のこともあり涙が出そうになりました。もしJAXAの会見で涙目の研究者を見ることになったら間違いなく私ももらい泣きしてしまいそうだなと思い、会見までは観ることができませんでした。

 物価の高騰や材料が手に入りにくい状況もあり、そう簡単にすぐまた作ろうとはいかないと思いますが、無駄だと切り捨てられることが無くぜひまたいつかロケットを作って宇宙へ向けて飛ばしてほしいなと思うのでした。                     

 

 宇宙兄弟がアニメで放送されていたころ、フジファブリックのsmallwordがOPで流れていたのが印象に残っています。その頃、研究やら学会発表前で行き詰まっていたのでSmall Worldに励まされました。


www.youtube.com