我が家のデカにゃんは私の知っている猫の概念をぶっ壊すほど、ドンと構えた性格をしています。我が家に迎え入れた初日から隅に隠れることもなく初対面の私や子供、夫にもリビングのど真ん中でお腹を見せて寝っ転がり、身体も大きくごはんも便ももりもりするまさに健康優良児です。時々猫ニキビができて顎にケシの実のようなものをつけていますがそれでも元気いっぱいです。が、そのデカにゃんが下痢をしました。
夫が出張中の夕方、子供たちと晩御飯を食べていたところデカにゃんが猫トイレに入りました。いつものことだからあまり気にしていなかったのですが、上の子が「デカにゃんのうんちすごいニオイがする。」というのです。そして「おしりからひもみたいなのが出ている。」と。以前youtubeで保護猫の動画を視聴した時に、おしりからひも＝回虫が飛び出ているというのを観たことがあったため、内心その言葉にドキドキしました。デカにゃんを捕まえようと走ったところ、あちらも何かを察したのか猛スピードで逃げていくため捕まえるのに手間取りましたが、何とか捕獲してそのお尻のひもらしきものを確認したところ、ひもではありませんでした。デカにゃんは水様便でお尻の毛に滴ってしまっていたようでした。もちろん床にも便が…デカにゃんを部屋に入れて、床のお掃除をしてデカにゃんのお尻周りをおしりふきで拭いてみたのですがきれいにならず…仕方がないので初めてお風呂場に連れていき、猫用シャンプーが無いためお湯でお尻周りを洗うことにしました。
デカにゃんを抱いてお風呂場へ向かい、お尻を洗いました。イメージしていた猫の水嫌いと異なり、デカにゃんの瞳孔は全開で尻尾は後ろ脚の間に挟まっていましたがウーウーシャーシャーいうわけでもなくおとなしく捕まっていました。洗い終わった後、バスタオルでタオルドライし、子どもに持ってきてもらったスリッカーブラシとドライヤーで乾かしました。猫の毛は細くて密集していることとデカにゃんが長毛種であるため、お尻周りしか濡れていないのになかなか乾かず大変でした。（身体全体をシャンプーしたらロングヘアの私より乾かすのに時間がかかるのではないかと思いました。）乾かし終わったらあっという間に逃げていき、洗われたところを気にして舐めていました。
翌日までに食欲がなく下痢が続くようだったら病院へいこうと思ったのですが、食欲は全開だったようで、夜に水分補給のために開けた猫缶といつものごはんは翌朝には完食していました。便の色も緑っぽいので、次に出る便の様子をみて受診を考え、デカにゃんにとって過ごしやすい環境を整えようと思います。がんばるぞ～
