つぶやきさんの食卓

料理と趣味と子育てと

スパイダーマン

 我が家の子供たちはヒーローが大好きで、時計を見ているのかザッピングしてみつけたのか土曜日の朝9時と日曜の朝9時には必ずテレビがついていてヒーローが画面に映し出されています。私が小さいころセーラームーンが大流行していて、女の子はみんな憧れて髪の毛を伸ばしたり牛乳瓶のふたをセロテープでおでこに貼ったりしていました(今思えば皮膚かゆくなる)。そんな中私はウルトラマンが大好きでした。ビニール人形を何体か持っており、いつもタロウが勝つ構成で遊んでいました。しかし時がたつにつれ、ウルトラマンで遊んでいると女の子のお友達より男の子のお友達しか周りにいないということに気が付き、セーラームーンに興味は移行しました。今思えばウルトラマンで貫いたってよかったのに。話はもとに戻して、我が家はサブスクリプションでディズニープラスを契約しているため、マーベルヒーローもまた身近なヒーローです。子供達が家に帰宅した後、ディズニープラスを観て楽しんでいるのですがスパイダーマンがお気に入りのようです。

 

 

 そんなある日の休日、子供達はスパイダーマンごっこをやっていました。いつものことなので、「あんまり暴れるとデカにゃんが怖がるからやめなさいよ~」「ケガするよ~」「家壊れるよ~」と声をかけて洗濯物をたたんで片づけていたのですが、随分楽しそうに笑っている声が聞こえてくるので見に行くと、なんと夫がスパイダーマンごっこに参戦していました。あぁ休日の子供との時間を楽しんでいるのねと微笑ましく思っていたのですが、蜘蛛の糸を出す際のプシュプシュと音を口で真似するのも時間の経過とともに難しくなってきたのかプシュプシュが言いにくくなってきてしぶきが飛ぶようになり、子供が悲鳴を上げていました。スパイダーマンならぬ唾はいたーマン。マスクが必要なのはしぶきが飛ぶせいだったんですね。