いくつか前の記事にも書いたのですが、祖母がお使いを頼むときの言い方です。文字を見るだけで声まで記憶が蘇ります。ちびまる子ちゃんのおばあちゃんのような雰囲気ではなく、どちらかというとサザエさんのふねさんのような一本筋の通ったタイプの人でした。(声も割と低かった)
そんな祖母は冬になると必ず甘酒を作っていました。蔵元育ちだったせいなのか手軽さゆえだったのか酒粕から作る甘酒で、私が小さい頃はあの香りが苦手でした。時が経ち、30代近くなると小さい頃に食べたものが懐かしくなり、食べたくなってくる不思議現象です。冬になると必ず甘酒を作ります。
甘酒と我が家の子どもが好きなミルク甘酒を紹介します。
甘酒
(材料)
板粕 150g
水 800ml
生姜の絞り汁 一片分
砂糖 40g
はちみつ 大さじ2
(作り方)
1 小鍋に板粕をバラバラにして水200mlを入れて温める。
2 ふやけてきたら火を止める。
3 ミキサーやブレンダーでなめらかにし、残りの水800mlを数回に分け混ぜながら入れ、酒を飛ばすように弱火で温める。
4 生姜をすりおろして絞る。多少繊維が入りこんでもOK。
5 砂糖とはちみつと生姜の絞り汁を入れて完成。
はちみつでお好みの甘さにして飲みました。
ミルク甘酒
(材料)
板粕 150g
水 200ml
牛乳 800ml
シナモンパウダーお好みの量
砂糖 30g
はちみつ 大さじ1
(作り方)
1 鍋に板粕をバラバラにして水を加えて温める。
2 火からおろして、シナモンを加えて泡立て器でよく掻き混ぜ、牛乳を加えて再度火にかける。
※沸騰させないよう注意。
3 湯気が立って温まってきたら砂糖とはちみつを入れてよくかき混ぜ、さらに加熱する。
4 お酒のツンとしたにおいがぬけたら完成。
我が家では子どもに牛乳を飲ませたいので、ミルク甘酒を作る頻度が高いです。糖質量を抑えてコクも出るのでおいしいです。
ここ2日ほどコーヒーの飲み過ぎなのかお腹は緩いし肌はカサカサです。酒粕の食物繊維とビタミンB群で調子を整えたいところですが、糖質量もなかなかなので飲み過ぎに注意します。