つぶやきさんの食卓

料理と趣味と子育てと

猫歩きを観て。

 年末に録画していた岩合光昭さんの世界ネコ歩きをやっと観ました。今回はスペイン編を観たのですが、アルハンブラ宮殿の猫たちがのんびりと過ごしているのが印象的でした。そして、猫それぞれにちゃんと名前がついていて、お世話担当職員がフードを個々のお皿に入れて与えている。すごい。

 ふと、糞尿の掃除はどうしているのかなと気になりました。

 そういえば昔まだシンガポール駅が廃止になる前、マレーシアのクアラルンプールからシンガポールへマレー鉄道に乗って行ったことがあるのですが、クアラルンプール駅のプラットフォームで列車を待っていたところ、一匹の猫がプラットフォームにトトトとやってきて駅員事務室前で糞をしてしまいました。これはどうするんだろう、駅員はこの猫を追い出すのだろうかと見ていたところ、駅員はいつもの当たり前のことのように、すっと箒と塵取りを持ってやってきて糞を回収し、何もなかったような様子で事務室へと戻っていきました。まさに猫のいる風景が当たり前のようでした。

 話は戻って、もしかするとアルハンブラ宮殿の猫たちも宮殿の中はもちろん、街なかに繰り出して糞尿をしてしまったとしても街の人達は何もなかったかのように、当たり前に片付けるのかなとこのブログを書きながら思うのでした。素敵だなあ。

 

 

 岩合光昭さんの動物写真はJAFの表紙にもなっていて、いつも癒やされます。季刊誌になってしまったのが残念ですが。