つぶやきさんの食卓

料理と趣味と子育てと

嵐の中の母子像

 先日某美術館にいってきました。室内の展示楽しんで、さあ帰ろうと思って歩いていたところ美術館敷地内にある銅像に目が止まりました。


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 タイトルは「嵐の中の母子像」。お母さんが赤ちゃんを抱きかかえ、背中側には子どもがいる状態です。

 ふと私はこの構図に身覚えがありました(見覚えではない)。あぁ、これ数年前の私がよくやってたポーズじゃないかと。下の子は赤ちゃんで歩けないし、上の子は下の子に嫉妬して「おんぶしてよ!!!」と怒ってるし。私は仕方がなく総重量約30キロを前と後ろに抱え地面に沈むのではないかと思いながら歩き…

 私はこの「嵐の中の母子像」は、実際の嵐の中で耐えている母子像ではなく、嵐のような子育て像(幼子からお母さん、お母さん!おんぶや抱っこしてくれよと言われている、母からすると涙目な状況)なんだと解釈したのでした。

 そんな時もあったな(総重量約50キロに増量して現在もたま~にある)と遠い目になるのでした。

 

追記 彫刻家本郷新の作品で核兵器廃絶を呼びかける目的で建立したそうです。襲いかかる業苦に耐え、悲しみを乗り越えていく母親の強い愛情を示す像に市民の平和への願いを託しているそうです。