夫が某看護学校の栄養学講師をやるとのことでお勉強用の本を家に持ち帰っていたため、知識が化石化してきている私も知識のアップデートを図るべく見せてもらいました(まあそんなパラパラめくったところでアップデートできるわけもない)。ミネラルのページの銅の欄を見て「そういえばごまやイカは銅が多く含まれる食品と記載があるけれど、確かチョコレートも銅が多かったような。」と思い、ネットでチョコレートについて調べることに脱線しました。
↑ビターチョコが好きです。
前々からチョコレートを食べると動悸がするなと思っていたのですが、飲み物を飲みながらであればそこまででもないため、砂糖もたくさん入っているし高血糖によるものなのかな~?と考えていました。ところが、チョコレートを調べていくと…
・カフェインやチラミンが含まれている
どちらも血管収縮作用があります。チラミンは食品において微生物の分解で生成されるためワインやチーズ、漬物などにも含まれています。(ですが、朝納豆食べても動悸がするわけでもないしなぁ…)
・テオブロミンが含まれている
プリン体に構造が似ているアルカロイドの一種。身体の小さな細胞一つ一つへ情報伝達するために使われるcAMPを不活化させるホスホジエステラーゼという酵素の邪魔をします。犬猫にチョコレートを与えてはいけない理由はテオブロミンの代謝が遅く、中毒を起こすためです。(かなりの量を摂取しないと頭痛や震え、発汗はなさそう。)
・ニッケルが含まれる
ナッツや豆類に比較的含まれています。(なぜなのかは調査不足ということもあり、わかりませんでした。)
もしかすると、ニッケル?と思い当たる節がありました。実はもうかれこれ10年以上前になりますが、初めて耳にピアスの穴をあけたところものすごくかゆくなり、ピアスホールが出来上がるどころか膿んで腫れあがってしまい諦めたことがありました。また、ベルトのバックルやネックレス、指輪なども着用すると赤く腫れあがり、キラキラしたパールやラメが入っているアイシャドウやリキッドアイライナーも瞼が腫れてしまいました。
これは変だなと思ったので皮膚科に相談したところ「金属アレルギーの可能性もあるのでパッチテストしてみましょう。」ということになり、背中に数種類のパッチを張り付けて一週間の予定で検査をすることになりました。しかし、当日の夜に数種のパッチが物凄くかゆくなり、痛みまで出てきたので勝手ながら痛みが出たパッチを外して病院へ行きました。すると「ニッケル、クロム、コバルトに強い反応が出ているね。金、白金、銀、銅は全くなしだよ。」ということがわかりました。私って高い女。
ということで、もしかするとニッケルのアレルギーが出ている?可能性もあるのかな?という感じがしています。それでもチョコレートが好きなので、体調が悪くて身体が弱っている時や疲れて無性にチョコレートを食べたくなってしまった時は食べすぎてしまうので注意したいと思います。
チャーリーとチョコレート工場を初めて観たとき、チョコレートの川だなんて楽園だなぁと思ったことがありました。
追記:厚労省の高カカオチョコレートに関する面白そうな調査結果がありました。